「ガンです」「ガーン!」という古典的ギャグの奥深さを身を持って味わった日々
 『傷だらけの男たち』
2007年06月22日 (金) | 編集 |
『傷だらけの男たち』の試写会に行ってきました。

1.試写会で見られて良かった。
 (一時間立ちっぱなしの労力と時間のロスを考えるとトントンか)
2.前売り券を買わなくて良かった。
 (特典ポストカードの中の、金城が扇子広げているシーンはサービスカットか?)
3.華がキャスティングから外れて良かった。
 (柳の下に二匹目のドジョウはいない。または、一人の監督に一つ以上の名作は作れない)

とりあえず、今から『無間道』『頭文字D』で口直しするつもりです。

 フロイト的失言
2007年01月27日 (土) | 編集 |
女性は「産む機械、装置」 松江市で柳沢厚労相

女もこの年齢まで独身だと、公私共にこのような当たり構わぬ傍若無人な意見を
問答無用&無差別に聞かされているものです。
自他共に認めるリベラリストでフェミニストなオバン……失礼、ご婦人にさえ
「結婚して子供を産んでいない女は、社会に貢献していない半人前だ」と面と向かって
言われましたから。
プライドの表面は引っ掻き傷だらけで、今更一本や二本の傷が増えようと痛みには
鈍感になってきたけれど。

とりあえず、国民から選ばれた議員たるもの、本音はともかく発言には注意を払え。
身内の集会だからつい口が滑って〜、程度の認識じゃ世界には通用せんぞ。
その一言が国益を損ねることを、東大では教えないのか。
赤門襲撃したいぐらいです。近所だし。

そしてこの発言中一番許せないのが、「あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」という
他人事ないいぐさ。
民間企業の管理職が社長に「今年の売り上げはどうかな」と聞かれて、「現場に頑張って
もらうしかない」「工場の機械に頑張ってもらうしかない」といった腑抜けた返答をしたら
職務怠慢で即降格、下手すれば窓際へ飛ばされますよ。

何だかなー、成績がどうであれ給料・ボーナス・退職金にまったく影響のない役人気質が
よく出ていると思います。
いばりん坊でもいいから、よけいな税金を使わないでよ、もぉ。

 『飛ぶのがフライ』
2007年01月26日 (金) | 編集 |
五年二ヶ月ぶりに、主婦探偵ジェーン・シリーズ最新作『飛ぶのがフライ』が出版されました。

子供たちのサマーキャンプ候補地の下見に、親友シェリイとリゾート地にやってきたジェーン。
日々の家事・子育て・PTA活動、思春期で手の付けられない子供たちや厄介な隣人との戦いetcから
解放されての気楽なバカンスという設定は、『地上より賭場に』と同じですね。
日常と異なる雰囲気を味わえるのはいいのですが、その反面主婦ならではの苦労や視点が薄れて
セレブっぽくなってしまい、親近感がなくなってしまうのが難点。
犯人もあっという間にわかってしまったし。

このシリーズでジェーンを羨ましいなあと思うのは、浮気がバレたとたん事故死した夫が
多額の保険金を落としてくれたおかげで、悠々自適の生活を送ることが出来たことだけではなく
隣の家に親友と呼べるシェリイがいることです。
  「正直なこと言っていい?」
  「正直どまりでいいの? どうせなら残酷の域にまで行ってみたら?」
こんなふうにずけずけと本音を言い合える友達がそばにいるなんて、宝くじに当たる確率より
低いんじゃないでしょうか。
そして、困ったときはやっぱり毒舌叩きながらも親身に面倒見合う……。
社会に出てからは色々なしがらみがあって、友達付き合いにもコントロールがかかるように
なりました。
利害を抜きにした友人関係は本当に宝物だと思います。

P.S.このシリーズの訳者・浅羽莢子氏のご冥福をお祈りいたします。

 ダイエットは明日から
2007年01月25日 (木) | 編集 |
死ぬまでお買い物』というコージー・ミステリーを読んで以来、気になっていたクリスピー・クリーム・
ドーナツ

二人で一ダースペロリと食べてしまうなんてどれほど美味しいのかしら……と思っていたら
日本にも上陸したというじゃないですか。
遅ればせながら行ってまいりました。

しかし、噂にたがわず凄い行列。寒い中一時間も待ちました。
でも待っている間に、ウインドー越しにドーナツの旅が見られます。
発酵してぷっくりと膨らんだ白いドーナツが油の海に落ち、流れ流れて途中でひっくり返され
両面こんがりキツネ色に。
そして浜辺に打ち上げられて油切りされると、最後に砂糖衣のシャワーを浴びて出来上がり。
お、美味しそう〜vv (そしてカロリー高そう〜p(>_<)q)

さらに購買意欲をそそるのは、その出来立てドーナツを丸ごと一個試食させてくれること。
まだ温かくてふにゃふにゃ柔らかいのを頬張れば、ダース箱買いへ一直線です。
(ダース単位で買うと割引になるところが、また商売上手☆)
でもかなり甘いので「お茶が怖い」と言いたくなります。。。。バラエティで一ダース

並ぶ際は飲み物持参でどうぞ。

今年中に数店舗展開すると聞きましたが、大手町あたりがいいなあ。
(銀座だと狭くなって、ますます並ぶことになるでしょう)
ドーナッツ・プラントとの戦いになるけれど、価格の安さ・商品のわかりやすさでこちらに
軍配が上がりそう。

 『ディパーテッド』
2007年01月24日 (水) | 編集 |
『インファナル・アフェア』のリメイク版『ディパーテッド』を観てきました。
無間道ファンの私から見れば、満足できないのは仕方のないことだと思います。(以下、ネタばれあり)

1.男はみんな、警官でもマフィアでも、30秒に一回は「Fuckin'」とわめかずにいられない
マッチョ気取りばかり。
(加えて、警察署内の人通りの多い廊下でマフィア相手に電話報告しちゃったり
マフィアのボス同乗の車の中で、警察宛に携帯メールしちゃう脳タリンぶり。
これでお互いよく潜入だってバレないよな……)

2.女はみんな、警察の嘱託医でもマフィアの情婦でも、すぐに男と寝る淫売ばかり。
(加えて、他の男が父親かも知れない赤ん坊を黙って恋人に押し付けておきながら
相手がマフィアの犬だとわかると激しく非難する厚顔無恥ぶり。
恋人をだますのと職場をだますのに違いがあるのだろうか……まあ、患者とすぐ寝る
精神科医という時点で、すでに職業倫理を侵しているけれど)

3.気に障ったら問答無用で半殺し。怪しいと思ったら問答無用で即射殺。
警官とマフィアのはざまでの葛藤、兄弟分との信頼関係、一触即発の緊迫した雰囲気etcの
情緒・余韻はすべて不要。
モールス信号だあ? そんなチマチマしたことやってられっか。
「悲しいから憎むのか。憎むから悲しいのか」だと? 寝言抜かすな。
男の世界にはこぶしと拳銃と下ネタさえあれば良し。

このようなスコセッシの美学に付き合える人にはお薦めです。
そしてもちろんニコルソン・ファンは必見。

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